慢性腰痛
原因は様々ありますが、近年は長時間のデスクワーク、同じ作業の継続、疲労の蓄積、ストレスなどにより姿勢が崩れ、腰部や骨盤の歪みを作り出し継続的に腰椎神経圧迫を作ってしまっているケースが多くなりがち。
腰椎、骨盤の歪みによる腰椎神経圧迫。
股関節の硬さ柔軟性の低下による可動性亢進。
経年の腰部神経圧迫による腰部周辺筋肉の萎縮。
血行不良、機能低下、運動不足による腰部不良。
慢性腰痛の特徴は重くズーンとした痛み、同じ姿勢を続けるのが苦痛、お風呂など温めると楽になるマッサージを受けても数日で痛みが戻ってしまう。
など痛みの感じ方は多種あります。
慢性腰痛に対するカイロプラクティックケア
骨格の歪みを見つけ出し、動きの悪くなった関節の可動を正し萎縮している筋肉を緩和し正常な状態へ機能回復。
その後、ご自宅のストレッチなどセルフケアを一緒にしていただき、ご自身の持つ自然治癒力を上げることにより、より正しい状態を保てる身体へ変えるよう施術していきます。
坐骨神経痛
下部腰椎神経圧迫、骨盤のズレ、臀部、腰部の筋肉の過緊張による神経圧迫が原因になることが多い。
症状は腰、臀部、ハムストリングス、大腿四頭筋、腓腹筋、前脛骨筋、足先にしびれや痛み、熱感を引き起こす。
正座をした後のようなしびれ(ピリピリ、チリチリ)が続き、歩行の辛さや安静にしていてもお尻や足が激しく痛んで眠れないこともある。
腰椎ヘルニア、脊柱管狭窄症と併発することもある。
症状はしびれ、痛みが末端に行く症状ほど悪化し強いものになります。
症例報告:座っているとお尻が痺れる 坐骨神経痛 (40代 女性)
◎ 来院者様の体調
昔から慢性的に腰痛を持っていたが、数ヶ月前から椅子に座って
しばらくすると左の臀部から太ももの裏側にかけて痛みと
痺れるような感覚が出るようになった。
普段仕事でミシン作業が多く、座って作業することが多い。
◎ 検査及び施術
可動検査
立位での可動性には顕著な制限なし。
座位で骨盤を前傾させると腰に痛みあり。
静的触診
左仙腸関節に可動制限。
左の梨状筋と中臀筋に圧痛。
筋力検査
大腰筋・中臀筋・梨状筋で左側に弱化。
整形学検査
SLR検査行うと、左側では右に比べハムストリングの緊張が強く
45度を超えると、太腿後面にかけて痛みと痺れ感が出る。
検査結果を踏まえ、座っている姿勢が長いため椎間板への負荷が
強くなることで起きた腰椎サブラクセーションと、梨状筋が緊張し
坐骨神経を圧迫したために起きている痺れ感と考え、
腰椎・骨盤に対してアジャストメント行った。
◎ 説明・アドバイス
症状の出かたも強かったため、最初の一週間は3回御来院して頂く。
3回目の施術以降は、一時間ほど座っていても、痺れる感覚が
なくなるまで減少。現在は月に一度メンテナンスでご来院されています。
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慢性腰痛、3ヶ月前から普段以上に強い痛み (50代 男性)
◎来院者様の体調
1年前から慢性的な腰痛。
来院される3ヶ月程前から痛みが強くなり、
病院でレントゲンとMRIを撮ったが特に問題ないと診断された。
長時間立ち続けたり、歩くと痛みが特に強くなる。
一昨日、徹夜で仕事をしたところ、昨日から座っているだけでも痛みがあり
腰が痛むと右足全体にしびれが広がるようになった。
◎ 検査および施術
動作検査
腰部後屈、腰仙部に痛みを感じる。
腰部右回旋、右腰部へ硬さと痛みを感じる。
脊椎アジャストメントにてサブラクセーションを調整
関節モビリゼーションにて腰部の回旋、前後屈を修正するように
股関節関連筋、靭帯の緩和操作。
大腰筋、腸骨筋へモビリゼーションを行いました。
施術後
腰の痛みが軽減し、身体の回旋、前後屈も柔軟性が上がりました。
◎説明・アドバイス
全体の過緊張と歪みが強く、不具合の戻りやすさが考えられたため、
間隔を詰めた施術をお勧めしました。
3〜4日ごとに施術を行い、4回目の施術後は日常生活の痛みが
ほぼ無く過ごしていただけました。
現在は月に1、2回メンテナンスのためにご来院されており、
日常生活ではほとんど腰痛を気にせず生活されています。
慢性腰痛、坐骨神経痛(60代女性)
◎来院者様の体調
5ヶ月前から徐々に痛みが広がり、ご来院されたときには
右臀部からふくらはぎまで痛みがありました。
特に右膝裏の痛みが強く、立ち上がったり動き出すときには強い痛みが走り、
しびれもありました。
◎初診時の症状
・胸腰椎移行部フィクセーション
・腰椎4番サブラクセーションによる神経障害を見受ける
◎施術
動作検査では、レッグアップ(腿上げ)にて右足の痛みが強く、
痛みのため足があまり上がりませんでした。
腰全体の重だるさも数ヶ月続いていたため
慢性的な神経障害が腰から下肢へ及ぼしていると見受け
痛みやしびれの感覚を患者様へ伺い、確認しながら調整を行いました。
サブラクセーションを取り除くアジャストメントと行った後に、
膝、鼠経靭帯、大腿直筋、臀部へアプローチを行い
施術後は動き出す動作が施術前より軽いと感じられていました。
◎説明、アドバイス
痛みとしびれが強く、範囲も広いため間隔を詰めた施術をお勧めしました。
翌日ご来院されたときには、右足のしびれは重だるさへ変化し、
12日後の6回目の施術では重だるさもだいぶ軽くなったと仰られました。
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◎問診
5、6年ほど前から首の硬さを感じ、
背中の肩甲骨周辺にも痛みを感じる。
腰はぎっくり腰に近い痛みがあり、
時々右側の手足が痺れることがある。
◎初診時の症状
・右仙腸関節、腰椎1番、2番
サブラクセーション。
・胸椎1番、頚椎4番、5番、7番
サブラクセーション。
◎施術
動作検査は首左回旋にて首全体の痛み、ハリ。
腰右回旋にて痛み、前後屈では痛みなし。
PMM(プレマニュピィレーティブメソッド)
頚椎から胸椎周辺の
筋肉の萎縮を取り除くと同時に
腰部の筋肉の萎縮も取り除く。
サブラクセーション(椎体関節機能障害)を
取り除くアジャストメントを行い、
施術後の検査では動作の痛みが軽減した。
間隔を詰めた施術をお勧めし、
5回目の施術後には右手の痺れ、
腰の痛みもほぼなくなりました。
その後、首・肩の痛みも軽減し、
来院間隔を1週間に一度、
2週間に一度と徐々にあけ
全体のバランスを調整し、
今は通常通りの生活をされています。
◎説明・アドバイス
デスクワークの多い患者さまには、
疲労とともに筋肉の萎縮が強くなるため、
ご自宅のストレッチと職場では30分に一度、
デスクから立ち上がり歩いてもらうように
おすすめしました。
また、寝違えのようなときは温めるのではなく、
冷やすようにすることも同時に説明しました。
現在は強い痛みはなく、
楽に生活ができているそうです。
◎問診
30代のころ、重い荷物を運ぶ仕事をしていたときから常に腰に重だるさ。
近年は同じ姿勢が20分以上続くと腰が痛く、次の動作まで5〜10秒かかる。
◎初診時の状態
・腰椎1番、2番、5番のサブラクセーションよる腰椎神経圧迫。
・腰部全体に筋疲労性萎縮(コリより強い筋肉の硬さ)
◎施術
腰椎の動作検査は左回旋と後屈に硬さと痛みを感じる。
浅層部の筋肉だけではなく、深層部も長年の腰痛の影響で萎縮が強く
サブラクセーションを取り除くのには周りの緩和も必要。
股関節、下肢の可動域減少を調整する関節モビリゼーションを取り入れる。
初診時は椎体が動きやすいように緩和操作を考え、
2回目以降はお身体の状態に合わせて関節モビリゼーションと
アジャストメントを組み合わせた神経圧迫をより良く取り除く
施術をおこないました。
◎施術後の説明とアドバイス
施術後の検査は、腰の左右回旋がスムーズに回るようになり
前屈の動作制限は少し残りました。
3回目の施術後は以前よりできるようになり、その後は来院されるごとに
生活の不具合が少なくなっていきました。
現在は2週間近く間隔をあけて体調管理と再発予防を考え、来院されています。
お風呂上がりに2種類のストレッチを取り入れてもらうよう勧め
少しずつ身体の柔軟性も回復されています。
経年の腰痛は椎体のズレだけではなく周辺に強固な筋肉の過緊張を
伴っていることが多くなりがち。
いかに関節可動をふやして腰だけが受け止めている圧力を逃がすかと
考えて整えました。
日常生活が以前より楽しくなったと仰って頂け嬉しく思います。