背中の痛みやコリは、骨盤、脊柱の歪みが原因になることが多い。
背部の歪みが強くなると、神経圧迫を引き起こし、だるさや疲労感がとれにくく深呼吸のしづらさも生じやすいです。
また、菱形筋、僧帽筋、広背筋などに萎縮が生じることでも、痛みやだるさを感じます。
特にデスクワーク作業や同じ姿勢が長時間続くような場合は、首、肩、背中の神経圧迫が強くかかりやすく、筋肉が萎縮しやすい。
また胸部、肋骨間に痛みを感じることがある(症状名・肋間神経痛)
痛みの感じ方は、チリチリやピリピリ、熱っぽさで感じることが多い。
日々臨床を行っていると、
「カイロプラクティックを受けるようになってから
体調がとても良くなった」という
ありがたいお言葉をいただくことが多々あります。
なぜ、カイロプラクティックを受けるようになってから
体調が良くなったのでしょう。
そのメカニズムについてご説明したいと思います。
・神経系に対してアプローチが可能。
カイロプラクティックが他の代替医療に比べ
腰痛に対して優れた効果を発揮できるのは
筋肉や骨格だけではなく神経系に対して
アプローチ行うため、コリや痛みという
結果だけではなく、痛みが起きている
原因に着目できるからです。
いわゆるマッサージなどでは
筋肉を揉むことで凝り固まった筋肉をほぐす
↓
滞っていた老廃物や血液が流れる
↓
痛みやコリ感を和らげる。
確かに、これにより一時的に痛みから
解放されることがありますが、
筋肉が硬くなってしまった原因である
サブラクセーション(関節機能障害)に
アプローチしていないため
マッサージを受けてもすぐ戻ってしまう
という結果に繋がりがち。
腰痛の解決策として重要なことは関節と筋肉
そして神経系の機能を回復させることであり
それを行い初めて結果だけでなく
原因に対してもアプローチ出来たと
言えるのです。
・神経系への働きが腰痛に効果がある理由
私たちには、自らの力で身体の不具合を
調整する「自己治癒力」が備わっており、
この自己治癒力を最大限発揮するためには、
身体のあらゆる動きを調整している
神経系の働きが正しく機能して初めて
最大限に発揮されます。
カイロプラクティックケアでは、
この自己治癒力の向上を目指し
それを阻害しているサブラクセーション
を取り除く根本的な施術を行います。
予防、健康管理など根本的に体調を整えたいと
考えている方はどうぞご相談ください。
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健康を維持するためには、日々のセルフケアを習慣化することが大切です。
たとえば、私たちが日常的に行っているセルフケアの一つに歯磨きがあります。
これと同じように、身体のケアも習慣化することで、筋骨格系や神経系のトラブルを予防し、健康を維持しやすくなります。
では、具体的にどのようなセルフケアがあるのでしょうか?
日常生活に取り入れたいセルフケア
①歩く
無理のないペースで、週に数回(10分程度)行うだけでも効果的です。
ウォーキングを習慣にすることで、血流が促進され、筋肉の柔軟性が向上します。
② 同じ姿勢で避ける
デスクワークやスマホの使用が増えている現代では、長時間同じ姿勢を続けることで身体には大きな負担がかかっています。
30分に1回は立ち上がり、軽く体を動かすことで、負担を軽減できます。
これらのセルフケアを継続することで、健康を維持しやすくなります。
セルフケアだけでは足りないことも
しかし、日常のセルフケアだけでは解消しきれない身体の歪みや慢性的な不調もあります。
「ストレッチを頑張っているのに、肩こりや腰痛がなかなか良くならない…」このように感じる方も多いのではないでしょうか?
実は、身体のバランスが崩れていると、セルフケアの効果が十分に発揮されにくいのです。
カイロプラクティックやピラティスを取り入れる
カイロプラクティックは、背骨の歪みを整え、神経の働きを最適化することで、痛みの原因を根本から改善します。
ピラティスは、正しい姿勢を身に着け、筋肉のバランスを整えることで、歪みを防ぎ、より健康的な身体づくりをサポートします。
日々のセルフケアにカイロプラクティックやピラティスを知ることで、より高い健康効果が期待できます。
まとめ
健康を維持するためには、セルフケアを習慣化することが大切です。
ただし、セルフケアだけでは補いきれない部分もありますので、カイロプラクティックやピラティスも取り入れて、より効果的な健康管理を目指しましょう。
監修:副院長 塩原
8月 15日(金)、20日(水)休診いたします。
よろしくお願いいたします。
さくカイロプラクティック
http://sakuchiro.com
スパインピラティス
http://spinepilates.life
今や国民病とも言われている腰痛。
2022年(令和4年) 厚生労働省が行った
自覚症状の状況を調べる国民生活基礎調査によると
腰痛は男女とも1位という調査報告がされ
生涯に経験する人は80%にのぼり
日本全国に3,000万人いると推計されています。
腰痛を訴えて病院で受診する人のうち
画像検査(レントゲンやMRIなど)をして
腰痛の原因を特定できるのは
全体の約15%と言われています。
これらの中には、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症
圧迫骨折などの変性が生じて起こる問題が該当します。
残りの約85%を占める腰痛は原因が
特定できないとされこれを非特異的腰痛と言います。
・非特異的腰痛(慢性腰痛)がおこる要因
腰痛で悩んでいる方が増加している背景には
長時間の同じ姿勢や重いもの持ち上げる作業による腰への負担
生活習慣、ストレスなど様々な要因が
複雑に絡んでいることが考えられます。
上記のように様々な要因で起こる
非特異的腰痛(慢性腰痛)は背骨の可動が減少することで
神経の機能低下や筋肉への負担を引き起こしがち。
・根本的な原因を見極める
当院では、ご自身が気が付きにくい身体の状態を
様々なカイロプラクティック検査と分析をもとに見つけ出し
脊椎を中心とした関節、筋肉などを調整し
機能を回復しやすいようにアプローチしていきます。
マッサージや整体に行っても
症状が解決されず悩まれている方は、一度ご相談ください。
参考文献
1.仕事に支障をきたす非特異的腰痛の危険因子の検討
松平浩,町田秀人,内田毅,小西宏昭,三好光太
2.慢性疼痛の一要因—末梢組織の修復過程からの考察—
池澤 秀起
◎ 腰痛に対する科学的な研究報告
腰痛は多くの人が直面する最も一般的な身体を
衰弱させる症状の1つです。
厚生労働省が行った国民生活基礎調査によると
日本人の4人に1人(2800万人)が腰痛に苦しみ悩み、
日本人の95%が生涯に一度は腰痛を経験するとの
調査報告がされました。
腰痛に対するカイロプラクティック・ケアの有効性は、
どの徒手療法よりも科学的な研究がアメリカ、
ヨーロッパ、オセアニア地域を中心に盛んです。
1994年(アメリカ)保健医療政策研究機構は
カイロプラクティックの脊椎に対する調整が腰痛
発症から早期に開始すれば急性腰痛の軽減に
極めて有用であると結論しています。
腰痛や脊椎の研究に進んでいるアメリカでは
脊椎専門研究誌「The Spine Journal」の論文に
整形外科、手術、薬、鍼灸、マッサージなど
多くの治療からカイロプラクティックを推奨。
2015年のアメリカ国立衛生研究所の報告には
アメリカ国民の約3,000万人がカイロプラクティックに
腰痛を軽減させるため受診し身体の評価および
治療をされています。
◎ カイロプラクターは腰痛に役立てられるか?
カイロプラクティック・ケアは世界49か国88カ所の
地域で法制化され、世界保健機関(WHO)が
認可する徒手療法であり、脊椎を中心とした
筋骨格系障害、神経系に及ぼす問題を解消する
プロフェッショナルが「カイロプラクター」です。
※但し、日本国内のカイロプラクターで国際基準
レベルの安全と臨床ケアが可能なのは800名程
しかいません。当院のカイロプラクターは日本に
数少ない、WHO基準カイロプラクターです。
腰痛、お身体の不調、神経系の症状など、
どうぞお気軽にお問い合わせください。
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スパインピラティス
tel 045-482-5236(予約制)
https://spinepilates.life
さくカイロプラクティック
tel 045-942-5080(予約制)
https://sakuchiro.com/
横浜市都筑区茅ヶ崎中央44-14
ミヨシビル3階
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