最近、首肩こりを強く感じると思うことはありませんか?
頭の重さは自分の体重の1/10と言われており
首が前に傾くほど頚椎にかかる負荷は増えます。
曲がる角度が15度になると12kg、30度で18kg、
60度では27kgの負荷がかかるとされています。
そのためパソコンやスマホ使用などで
長時間うつむいた姿勢でいると
頭の重さをうまく支えられずに
首肩周辺にかかる負荷も大きくなるため
「首肩こり」を強く感じてしまうという要因に繋がります。
しかし身体全体を見ていくと
頭単体の問題だけではなく
背中が丸くなり頭や首肩の位置が前に出ることで
脊椎や骨盤が後傾し猫背傾向になるため
肩、背中周辺の筋肉が常に緊張し引き起こされているという
二次的な要因も考えることができます。
首肩周辺だけをセルフケア(揉んだり、ストレッチなど)をしても
すぐに首肩コリを繰り返して感じてしまう場合は
カイロプラクティック・ケアをお役立てください。
背骨や骨盤の傾き、重心点の崩れなどを見つけ出し
脊椎と身体を繋ぐ神経系の働きを正常化させ
身体全体の負荷が掛かりにくい身体を作る手助けができます。
首肩こりでお悩みの方は
お気軽にご相談ください。
腰痛は多くの人が悩む症状であり、生活習慣病の一つとも言われ、
2022年(令和4年)に厚生労働が行った「国民生活基礎調査」によると、
男女とも「腰痛」が現症状の1位であるという結果が報告されています。
近年では、長時間のデスクワーク、
パソコンやスマホの操作で前かがみになる不良姿勢、運動量の低下により腰痛も悪化傾向にあります。
座っている時は気付きにくい感覚かもしれないですが、実は立っている時よりも腰や背骨、骨盤には大きな負荷がかかっています。
腰への負荷が立位時に1とするならば、
座位の姿勢では立位の1.4倍もの負荷が腰にかかります。
更に座った状態で前傾するとその負荷は約2倍にまで増えます。
その状態が長時間続けば腰への負荷は増加し、
腰痛などの症状を招く要因へと繋がります。
背骨への負荷をかかりにくくする座り方
・椅子に深く腰をかけ、あごを引き背筋を伸ばす
・骨盤を立て背筋をまっすぐ伸ばす
・膝と股関節の高さが平行になるようにする
・足裏は全体を床にぴったりくっつける
ただし、上記でご説明した姿勢をキープしても、
腰にかかる負荷を減らすことはできますが、
負荷のかかる姿勢を全くとらないということは出来ません。
デスクワーク時に気をつけるポイント
そこで意識していただきたいのが、
どんな姿勢(座位、立位、中腰)でも
長時間、同一姿勢でいることを出来るだけ避ける
ということです。
目安としては30~40分に一回は、
その場の姿勢を変えることで、負荷を減らすことができます。
席を外して20秒ほど背伸びをしてみたり、
デスクの回りを1分ほど歩くなどを取り入れるのもお勧めです。
それでも不調が軽減しにくい場合はお気軽にご相談ください。
脊柱を介して神経系・筋骨格系の状態を整えることによって良い姿勢を保ちやすい身体を作る手助けができます。
参考文献
1.2022(令和4年)厚生労働省 国民生活基礎調査の概況
2.職場における腰痛予防対策指針及び解説(厚生労働省)
監修 塩原
背骨に関連の深い自律神経系を整えて、良質な睡眠へ回復させるケア。
朝までしっかりと寝たのにすっきりしない、目が途中で覚めてしまうなど感じている方は非常に多いです。
睡眠は人間にとって必要不可欠なものであり、体力や自然治癒力の回復、自律神経系の安定、筋骨格系の調整などに深い繋がりがあります。
睡眠の質を低下させてしまう要因は様々ありますが、その一つに背骨の状態に深い繋がりがある自律神経系(交感神経と副交感神経)の影響が関係しています。
交感神経とは
緊張している時や、運動した時に優位に働き血圧を上げたり、呼吸を速くする。
副交感神経とは
リラックスしている時や寝ている時に優位に働き、血圧を下げたり、呼吸を遅くする。
自律神経系がバランス良く機能することは、より良い日常を過ごすために重要。
自動車で例えるならば、交感神経はアクセルの役割、副交感神経はブレーキの役割となります。
近年、長時間のデスクワークによる不良姿勢、不規則な生活、食生活のバランスなど背骨や身体に緊張状態が続く環境が増加傾向を見受けます。
そのため、自律神経系のバランスが崩れることによって睡眠の質を低下、睡眠障害、夜中に目が覚めるなどのご来院者様が多くなりがちです。
なかなか眠れなく、病院に行って検査をしても身体には検査上は異常はないと言われてしまった方、睡眠障害にお悩みの方、睡眠薬を常用している方、どうぞカイロプラクティックのケアを試してみてください。
参考資料
1.睡眠と生活習慣病との深い関係 e-ヘルスネット(厚生労働省)
2.眠れなくなるほど面白い図解自律神経の話 順天堂大学医学部教授 小林弘幸 著
今や国民病とも言われている腰痛。
2022年(令和4年) 厚生労働省が行った
自覚症状の状況を調べる国民生活基礎調査によると
腰痛は男女とも1位という調査報告がされ
生涯に経験する人は80%にのぼり
日本全国に3,000万人いると推計されています。
腰痛を訴えて病院で受診する人のうち
画像検査(レントゲンやMRIなど)をして
腰痛の原因を特定できるのは
全体の約15%と言われています。
これらの中には、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症
圧迫骨折などの変性が生じて起こる問題が該当します。
残りの約85%を占める腰痛は原因が
特定できないとされこれを非特異的腰痛と言います。
・非特異的腰痛(慢性腰痛)がおこる要因
腰痛で悩んでいる方が増加している背景には
長時間の同じ姿勢や重いもの持ち上げる作業による腰への負担
生活習慣、ストレスなど様々な要因が
複雑に絡んでいることが考えられます。
上記のように様々な要因で起こる
非特異的腰痛(慢性腰痛)は背骨の可動が減少することで
神経の機能低下や筋肉への負担を引き起こしがち。
・根本的な原因を見極める
当院では、ご自身が気が付きにくい身体の状態を
様々なカイロプラクティック検査と分析をもとに見つけ出し
脊椎を中心とした関節、筋肉などを調整し
機能を回復しやすいようにアプローチしていきます。
マッサージや整体に行っても
症状が解決されず悩まれている方は、一度ご相談ください。
参考文献
1.仕事に支障をきたす非特異的腰痛の危険因子の検討
松平浩,町田秀人,内田毅,小西宏昭,三好光太
2.慢性疼痛の一要因—末梢組織の修復過程からの考察—
池澤 秀起
院長 作田 臨時休診のお知らせ
10月20日(日)
カイロプラクティックセミナー出席のため休診いたします。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。
さくカイロプラクティック
http://sakuchiro.com
スパインピラティス
http://spinepilates.life
多くのデスクワーカーの方は1日の時間を
座りっぱなしになりやすいく背骨や関節の動き、
運動量が極端に減っています。
そのため腰痛、肩こりなど筋骨格系の機能障害や
不眠や呼吸の浅さなど神経系の問題を
起こしやすくなりがち。
日本人は1日約7時間座っていると
言われ世界でもトップクラス。
さらに在宅ワークになってからは
生活の10時間以上座っていることも。
歩くことも自宅の中では少なくなり
運動量と共に関節面の柔軟性、
脊柱の可動性が減少するため
脳と身体を繋ぐ脊髄神経系、
自律神経系の働きも低下します。
デスクワーク姿勢を伴う仕事が
大半を締める現代では、
座りっぱなしの状態を助長し、
腰痛や肩こりという症状を抱える人が
多くなりがち。
近年、海外を中心とした腰痛と神経系に
及ぼす研究では、座り過ぎの姿勢が
病気の原因となることも指摘されています。
「座り過ぎは第二の喫煙」
という格言があります。
それだけデスクワークは身体の悪影響が
大きいということですね。
背中が丸くなることでの脊椎や骨盤が後傾斜
猫背傾向になるため、胸椎から腰部にかけて
重力の影響が椎間板と椎間関節へ障害を
引き起こしやすくなります。
そしてもう一つは、背骨は座る姿勢に関係なく
「座る」という行為だけで、立っているよりも
腰や背骨、骨盤への負担が大きくなるためです。
腰への負荷が立位のときに1とするならば
座位の姿勢は立位の1.4倍も腰へ負荷が掛かります。
(下記の表は姿勢によって椎間板への負担を示しています)
正しい姿勢で座っても腰への負担は、立位よりも
強くなりがち。その理由として、立位は足や膝などに
体重を分散できますが、座位は、それができず
腰や骨盤への負担が増加。
それにプラスして、前屈み(猫背)で座ると背骨に約3倍の
負担が掛かり、これが長時間続けば腰への負担は増加。
腰痛や肩こりを招く原因となることが想像できますね。
とはいっても、デスクワークをしないわけにはいきません。
そこでデスクワークの際に気をつけていただきたいのが、
体をなるべく一直線にすることです!
特に目印となる3点
・耳の穴
・肩
・太ももの付け根
が真っ直ぐであることが重要。
この3点が一直線に揃うと正しい姿勢となり、
体重を上手く分散できます。太ももの付け根は
「付け根の外側の骨」を意識してみてください。
この3点を意識的に作るには
・顎を軽く引く
・椅子に深く座る
・背もたれには背中を平行につける
・足の裏は床につける
これらも大事なポイントになります。
正しい姿勢をキープすると、背骨が理想的なカーブを
描きやすくなり、腰や背骨への負担を軽減。
最近ではデスクワーク姿勢を良くするための色々な
アイデアグッズも出ているので、それも効果的です。
ただし、慢性的に悪い姿勢が癖になっている人は
正しい姿勢を試みると最初は保つことに苦労します。
そんな時はカイロプラクティック・ケアを
お役立てください。脊柱を介して神経系・筋骨格系の
状態を整えることによって、良い姿勢を保ちやすい
身体を作る手助けができます。
デスクワークによる症状をお持ちの方は
お気軽にご相談ください。
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