腰痛は、急性の症状から慢性的な痛みまで、その種類はさまざま。
その中でも急性の痛み「ぎっくり腰」と言われる腰痛は、時として立ち上がれないほど痛みが強かったり、生活や仕事に支障が出るほどです。
重いものを持った時や、急に腰をひねったなどの動作によって引き起こされることが多いですが、何もしないうちに激しい腰の痛みをともない、動くことが困難になることも稀にあります。
◎ 腰痛に対する科学的な研究報告
腰痛は多くの人が直面する最も一般的な身体を
衰弱させる症状の1つです。
厚生労働省が行った国民生活基礎調査によると
日本人の4人に1人(2800万人)が腰痛に苦しみ悩み、
日本人の95%が生涯に一度は腰痛を経験するとの
調査報告がされました。
腰痛に対するカイロプラクティック・ケアの有効性は、
どの徒手療法よりも科学的な研究がアメリカ、
ヨーロッパ、オセアニア地域を中心に盛んです。
1994年(アメリカ)保健医療政策研究機構は
カイロプラクティックの脊椎に対する調整が腰痛
発症から早期に開始すれば急性腰痛の軽減に
極めて有用であると結論しています。
腰痛や脊椎の研究に進んでいるアメリカでは
脊椎専門研究誌「The Spine Journal」の論文に
整形外科、手術、薬、鍼灸、マッサージなど
多くの治療からカイロプラクティックを推奨。
2015年のアメリカ国立衛生研究所の報告には
アメリカ国民の約3,000万人がカイロプラクティックに
腰痛を軽減させるため受診し身体の評価および
治療をされています。
◎ カイロプラクターは腰痛に役立てられるか?
カイロプラクティック・ケアは世界49か国88カ所の
地域で法制化され、世界保健機関(WHO)が
認可する徒手療法であり、脊椎を中心とした
筋骨格系障害、神経系に及ぼす問題を解消する
プロフェッショナルが「カイロプラクター」です。
※但し、日本国内のカイロプラクターで国際基準
レベルの安全と臨床ケアが可能なのは800名程
しかいません。当院のカイロプラクターは日本に
数少ない、WHO基準カイロプラクターです。
腰痛、お身体の不調、神経系の症状など、
どうぞお気軽にお問い合わせください。
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スパインピラティス
tel 045-482-5236(予約制)
https://spinepilates.life
さくカイロプラクティック
tel 045-942-5080(予約制)
https://sakuchiro.com/
横浜市都筑区茅ヶ崎中央44-14
ミヨシビル3階
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現代社会はパソコンなどデスクワーク中心の業務が
多くなりがちです。デスクワーク(座り姿勢)は
想像以上に身体への負担が強いことをご存じでしょうか。
日本人の1日座っている平均時間は約7時間と言われ、
世界でもトップクラスです。ここまで座りっぱなしの
生活になったのは、いつ頃からでしょうか?
実は世界的に50年前くらいからであり、特にパソコンが
一般に浸透した20年ほど前から一層悪化しました。
コロナ禍においてリモートワークへ変わったことも
背部痛、腰痛を助長させる要因であると言えます。
デスクワーク姿勢を伴う仕事が大半を締める現代では、
座りっぱなしの状態を助長し、腰痛や肩こりという
症状を抱える人が多くなっています。
さらに、最近の研究では座り過ぎの姿勢が
病気の原因となることから
「座り過ぎは第二の喫煙」
とまで言われているほど。
そもそもなぜデスクワーク姿勢は健康に
良くないのでしょうか?
一つは、背中が丸くなることでの猫背や骨盤が倒れ
やすくなり、腰に負担がかかりやすいということです。
そしてもう一つは、背骨は座る姿勢に関係なく
「座る」という行為だけで、立っているよりも
腰や背骨、骨盤への負担が大きくなるためです。
腰への負荷が立位のときに1とするならば
座位の姿勢は立位の1.4倍も腰へ負荷が掛かります。
(下記の表は姿勢によって椎間板への負担を示しています)
正しい姿勢で座っても腰への負担は、立位よりも
強くなりがち。その理由として、立位は足や膝などに
体重を分散できますが、座位は、それができず
腰や骨盤への負担が増加。
それにプラスして、前屈み(猫背)で座ると背骨に約3倍の
負担が掛かり、これが長時間続けば腰への負担は増加。
腰痛や肩こりを招く原因となることが想像できますね。
とはいっても、デスクワークをしないわけにはいきません。
そこでデスクワークの際に気をつけていただきたいのが、
体をなるべく一直線にすることです!
特に目印となる3点
・耳の穴
・肩
・太ももの付け根
が真っ直ぐであることが重要。
この3点が一直線に揃うと正しい姿勢となり、
体重を上手く分散できます。太ももの付け根は
「付け根の外側の骨」を意識してみてください。
この3点を意識的に作るには
・顎を軽く引く
・椅子に深く座る
・背もたれには背中を平行につける
・足の裏は床につける
これらも大事なポイントになります。
正しい姿勢をキープすると、背骨が理想的なカーブを
描きやすくなり、腰や背骨への負担を軽減。
最近ではデスクワーク姿勢を良くするための色々な
アイデアグッズも出ているので、それも効果的です。
ただし、慢性的に悪い姿勢が癖になっている人は
正しい姿勢を試みると最初は保つことに苦労します。
そんな時はカイロプラクティック・ケアを
お役立てください。脊柱を介して神経系・筋骨格系の
状態を整えることによって、良い姿勢を保ちやすい
身体を作る手助けができます。
デスクワークによる症状をお持ちの方は
お気軽にご相談ください。
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皆様はどんなタイミングで身体のケアを考えますか?
・身体に痛みや症状を感じた時
・身体に不調を感じた時
・疲れが取れなくなってきた時
きっと多くの方が上記のように
身体に何かしらの症状や不調を感じてから
行動を起こすのではないでしょうか。
仮に同じ回数のカイロプラクティックの施術やピラティスのレッスンを受けた際
症状が出てから受けるのと、出る前に受けるのとでは最終的な回復状態は変わってきます。
では、どんなタイミングがお勧めなのか。
今回お伝えしていきます。
【体調面】
・朝スッキリ起きれなくなってきた
・集中力が落ち、感情的なってきた
・身体がだるい、重い
【運動面】
・身体の可動域が落ちてきた
・力が入らない
・歩くのが辛い
1つでも当てはまるものがあれば一度
身体を整えてみることをお勧めします。
当院では、ご自身が気が付きにくい身体の状態を
様々なカイロプラクティック検査と分析をもとに見つけ出し
脊椎を中心とした関節、筋肉などを調整し
機能を回復しやすいようにアプローチしていきます。
辛くなってからカイロプラクティックの施術や
ピラティスのレッスンを受けるという習慣から
症状や不調を感じるその一歩前に
身体のメンテナンスをしてみませんか。
監修
塩原(副院長)
Yuhei(ピラティスインストラクター)
皆様は「健康ですか?」と聞かれたときに、何をもって健康を判断しますか。
病気や怪我をしていない状態を「健康」と考える方も多いと思います。
しかし、健康診断で「異常なし」と言われた(=病気や怪我は無い)方でも、痛みを感じたり、日常動作に苦労したりと身体に違和感を持ちながら生活をされていることもあるのではないでしょうか。
また、身体の不調を感じて病院を受診した際に、画像検査、血液検査をしたが「異常なし」と診断を受けることも多々あります。
健康状態は「健康 or 病気」という二つの概念で捉えることはできません。
・だるい
・疲れやすい
・朝スッキリ起きられない
上記のように、病気の発病や自覚症状の無い時点ではあるが、身体に不調が出る寸前の状態もしくは不調を感じているが病気では無い状態を「未病」と言います。
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未病を予防することが、本来の健康
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病院で検査した時に「経過観察」という診断を受けることがあります。経過観察という聞こえの良い言葉ではありますが、健康という概念から考えると「そのまま放置して病気が発病する、検査結果に異常が出るまで待つ」とも言えます。
そして病気が発病したり検査結果に異常が出た時点から薬や手術など治療を開始するということです。
日本では国民皆保険(健康保険制度)があるため「病気や体調不良になってから病院へ行く」という習慣が国民に根付いてしまっていることも一因にあるかと思います。
病気になってから慌てて行動するよりも、普段から病気になりにくいよう保つことで予防、健康を維持していくことが重要。
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健康な身体は自身の未来へ投資
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近年は健康への意識、関心が高まりカイロプラクティック、ピラティスをご自身の生活習慣の一部として取り入れられている方が増えています。
カイロプラクティック、ピラティスは国民皆保険を使用しないため、お金が掛かるというイメージになりがちですが、健康を損ねて病気や不調になってから病院への通院や不調で辛い時間を多く過ごすことの労力に比べてみると予防の大切さをご理解いただけるかと思います。
また、多くの国民負担となる医療財政に影響せず、さらには腰痛など特定の筋骨格系の疾患に対して効果の薄い薬物療法などよりもカイロプラクティック、ピラティスは費用対効果が高いです。
欧米諸国を中心に海外では有効性と安全性のエビデンス(科学的根拠)が収集されて医療に頼らない健康維持の方法として多くの人がカイロプラクティック、ピラティスを利用しています。
ご自身、ご家族の健康は掛け替えのない幸せです。「現在と未来の健康のためにメンテナンスケア」を心がけていきましょう。
日々臨床を行っていると、
「カイロプラクティックを受けるようになってから
体調がとても良くなった」という
ありがたいお言葉をいただくことが多々あります。
なぜ、カイロプラクティックを受けるようになってから
体調が良くなったのでしょう。
そのメカニズムについてご説明したいと思います。
・神経系に対してアプローチが可能。
カイロプラクティックが他の代替医療に比べ
腰痛に対して優れた効果を発揮できるのは
筋肉や骨格だけではなく神経系に対して
アプローチ行うため、コリや痛みという
結果だけではなく、痛みが起きている
原因に着目できるからです。
いわゆるマッサージなどでは
筋肉を揉むことで凝り固まった筋肉をほぐす
↓
滞っていた老廃物や血液が流れる
↓
痛みやコリ感を和らげる。
確かに、これにより一時的に痛みから
解放されることがありますが、
筋肉が硬くなってしまった原因である
サブラクセーション(関節機能障害)に
アプローチしていないため
マッサージを受けてもすぐ戻ってしまう
という結果に繋がりがち。
腰痛の解決策として重要なことは関節と筋肉
そして神経系の機能を回復させることであり
それを行い初めて結果だけでなく
原因に対してもアプローチ出来たと
言えるのです。
・神経系への働きが腰痛に効果がある理由
私たちには、自らの力で身体の不具合を
調整する「自己治癒力」が備わっており、
この自己治癒力を最大限発揮するためには、
身体のあらゆる動きを調整している
神経系の働きが正しく機能して初めて
最大限に発揮されます。
カイロプラクティックケアでは、
この自己治癒力の向上を目指し
それを阻害しているサブラクセーション
を取り除く根本的な施術を行います。
予防、健康管理など根本的に体調を整えたいと
考えている方はどうぞご相談ください。
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