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フルスパイン・ターグルリコイルテクニック

ターグル・リコイル(Toggle Recoil)の歴史

1900年〜1920年まで フルスパインのアジャストメント
1910年 メリックリコイルシステムを開発
1915年 メジャーマイナーのアプローチを開発(特に上部頚椎領域にアプローチ)
1924年 Neurocalometer を発表
1930年 H.I.O( Hole In One )を提唱

カイロプラクティックを創始した、D.D.Palmerの息子である、B.J.Palmerが1900年初頭までに様々な手技方法を重ねる中で開発したのが、フルスパイン・ターグルリコイルテクニックです。

B.J.Palmerは、カイロプラクティックの発展者「Developer」として広く知られています。父親のD.D.Palmerが創始したカイロプラクティックをアメリカから全世界までに発展・普及させた人物です。

テクニックの特徴

Toggle Recoil は(Hole-in-One/HIO) とも呼ばれています。この場合のアジャストメント対象部位は、上部頚椎に着目しています。
フルスパイン・ターグルリコイルは、上部頚椎だけではなく全ての椎体を見ることが可能です。



Youtubeなどで散見するような力任せのスラスト調整ではなく、患者自身の「反動」(recoil)=反発作用を活かすテクニックです。
カイロプラクティックのアイデンティーでもある「インネイト・インテリジェンス(生来の自己調整能力)」にアプローチするという思想に基づいてることも特徴の一つです。

インフォメーション

夏の長期休みに注意したい身体の不調と「ぎっくり腰」2026.07.15

夏休みやお盆休みを利用して、旅行や帰省、レジャーを予定している方も多いのではないでしょうか。

長期休みは、仕事や日常生活から離れてゆっくり過ごせる一方、普段とは生活リズムや身体の使い方が大きく変わる時期でもあります。

例えば、

・帰省や旅行による長時間の車移動
・新幹線や飛行機で長時間座り続ける
・重たいスーツケースや荷物を持ち運ぶ
・旅行やレジャーで普段以上に歩く
・自宅で長時間座って過ごし、活動量が減る
・暑さや睡眠不足によって疲労が蓄積する

こうした生活の変化が重なると、腰痛や肩こり、身体のだるさなどを感じることがあります。

その中でも注意したい身体の不調の一つが、一般的に「ぎっくり腰」と呼ばれる急性腰痛です。

◎ ぎっくり腰は何気ない動作をきっかけに起こることも

ぎっくり腰というと、「重たい物を持ち上げた瞬間に腰を痛める」というイメージを持つ方も多いと思います。

しかし実際には、

・椅子から立ち上がる
・床の物を拾う
・朝、ベッドから起き上がる
・身体を捻る
・咳やくしゃみをする

といった、日常の何気ない動作をきっかけに強い腰痛が現れることもあります。

急性腰痛の原因は一つではなく、筋肉や関節、靱帯、椎間板など、さまざまな組織が関係すると考えられています。

また、「この動作をしたから腰痛になった」と単純に説明できるとは限りません。

長時間の移動や普段とは異なる活動、疲労や睡眠不足などが重なったところに何気ない動作が加わり、痛みを感じるきっかけになることもあります。

そのため、「特に何もしていないのに、急に腰が痛くなった」と感じる場合でも、それまでの身体の状態や生活の変化が関係している可能性があります。

◎ 夏の長期休みに腰へ負担がかかりやすい理由

夏の長期休みは、普段とは異なる身体の使い方が増えやすい時期です。

特に帰省や旅行では、車や新幹線、飛行機などで長時間座り続ける機会が増えます。

同じ姿勢を長く続けた後は、腰や股関節まわりにこわばりを感じることがあります。その状態から急に立ち上がったり、重たい荷物を持ち上げたり、身体を大きく捻ったりすることで、腰への負担が増える可能性があります。

また、旅行やレジャーで普段以上に歩く方がいる一方、休暇中に自宅で長時間座って過ごし、活動量が減る方もいるでしょう。

こうした急な活動量の変化に加え、暑さによる疲労や睡眠不足、生活リズムの変化などが重なると、身体の回復が十分に追いつかないこともあります。

◎ ぎっくり腰のときに感じる症状

ぎっくり腰では、次のような症状を感じることがあります。

・靴下やズボンを履くのが困難になる
・椅子から立ち上がる際に腰が痛む
・寝返りや起き上がりがつらい
・咳やくしゃみの際に痛みを感じる
・ズキッとした鋭い痛みや、動作時の強い痛み
・腰から臀部にかけて痛みを感じる

症状の程度や痛みを感じる場所には個人差があります。

多くの急性腰痛は時間の経過とともに改善していきますが、下肢の強いしびれや筋力低下、排尿・排便の異常、発熱などを伴う場合には、カイロプラクティックの適応ではない可能性もあるため、医療機関での評価が必要です。

◎ 痛みが落ち着いた後も身体の状態を確認することが大切です

急性腰痛の多くは、時間の経過とともに症状が軽減していきます。

しかし、

「痛みがなくなった=身体の機能がすべて元の状態に戻った」

とは限りません。

痛みが軽減した後も、腰をかばうような身体の使い方が残っていたり、背骨や股関節の動きが十分に戻っていなかったりすることがあります。

また、腰痛は再発することも少なくありません。

そのため、痛みの程度だけではなく、背骨や関節の動き、筋肉の働き、身体の使い方などを確認することも大切です。

◎ カイロプラクティックによる急性腰痛のケア

さくカイロプラクティックでは、痛みを感じている腰だけを見るのではなく、問診や身体の検査を通して現在の状態を評価します。

痛みの強さや発症した状況、動作による症状の変化を確認し、必要に応じて整形学的検査や神経学的検査を行います。

急性腰痛といっても、痛みの現れ方や動かしにくい動作、身体の状態は一人ひとり異なります。

そのため、すべての方に同じケアを行うのではなく、背骨や骨盤、股関節の動き、筋肉の働き、身体の使い方などを多角的に確認し、お一人おひとりの状態に合わせたケアを行うことを大切にしています。

また、症状が落ち着いた後も、必要に応じてセルフケアや運動、日常生活で気をつけたいポイントについてお伝えしています。

整体 センター北

◎ 夏の長期休みに意識したい予防のポイント

・長時間同じ姿勢を続けない

長時間移動する際は、可能な範囲で定期的に姿勢を変えましょう。休憩を取れる場合には、一度立ち上がって歩いたり、軽く身体を動かしたりすることもおすすめです。

・長時間座った後は、身体を少し動かしてから次の動作へ

長時間座った後は、すぐに重たい荷物を持ち上げたり、大きく身体を捻ったりせず、まずは少し歩くなど、身体を動かしてから次の動作に移ることを意識してみてください。

・普段と異なる活動を無理に行わない

旅行やレジャーでは、普段より長時間歩いたり、慣れない運動をしたりする機会が増えます。疲労を感じているときには無理をせず、適度に休息を取りながら楽しみましょう。

◎ 夏の長期休みを快適に過ごすために

ぎっくり腰は、必ずしも「重たい物を持ったから」だけで起こるものではありません。

長時間の移動や活動量の変化、疲労など、さまざまな要因が重なるなかで、何気ない動作が痛みを感じるきっかけになることもあります。

長時間同じ姿勢を続けないこと、適度に身体を動かすこと、普段と異なる活動を無理に行わないことを意識しながら、夏の長期休みを過ごしましょう。

また、腰痛を繰り返している場合や、痛みが改善した後も身体の動かしにくさが残っている場合には、一度身体の状態を確認することも大切です。

さくカイロプラクティックでは、症状だけではなく、身体全体の状態を多角的に評価し、お一人おひとりに合わせたケアを行っています。

身体の状態が気になる方は、お気軽にご相談ください。

監修 塩原

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スマホ姿勢が首・肩に与える影響2026.07.14

スマートフォンを使う時間が長くなる現代では、
うつむいた姿勢が首や肩に大きな負担をかけています。

慢性的な肩こりや、首の重だるさを感じている方は、
姿勢の崩れや神経のバランスが乱れている可能性があります。

首の角度と頚椎への負担

頭の重さは、体重の約1/10あるといわれています。
首が前に傾くほど、その重さが頚椎に強くかかってきます。

・15度前に傾くと:約12kg
・30度前に傾くと:約18kg
・60度前に傾くと:約27kg

スマホやパソコンを長時間使用し、
うつむいた姿勢を続けることで、
首や肩の筋肉・関節には大きなストレスがかかります。



こりや重だるさが慢性化する理由

負担が続くと、首や肩の筋肉は常に緊張した状態になります。
その結果、血流が低下し、疲労物質がたまりやすくなります。

この状態が続くことで、
「こり」や「重だるさ」として症状が現れ、
次第に慢性化していきます。

頚椎だけの問題ではない

首や肩の不調は、頚椎だけの問題ではありません。

うつむき姿勢が続くことで、
・背中が丸くなる
・首や肩が前に出る
・骨盤が後傾し、猫背姿勢になる

といった全身のバランスの崩れが起こります。

その結果、肩や背中の筋肉が常に緊張し、
不調を助長する「二次的な原因」も加わってしまいます。



アプライド・キネシオロジー(AK)による評価

こうした背景を正確に見極めるために、当院では アプライド・キネシオロジー(AK) のテクニックを取り入れています。

・触診検査
・姿勢分析
・神経学的検査
・整形学的検査
・理学検査

これらの多角的な評価を通して、
お身体の状態や問題点を丁寧に確認していきます。

また、筋反射テストを用いて神経の反応を評価し、
ご自身では気づきにくい
「見えない部分の機能低下やストレス」も検査します。

根本的な改善を目指して

私たちは、アプライド・キネシオロジー(AK)を通して、
・首や肩そのものの問題なのか
・全身の姿勢や神経機能との関連なのか
を見極め、根本的な改善を目指しています。

症状を一時的に和らげるだけでなく、
再発を防ぐための身体づくりまでを一貫してサポートしています。

副院長 塩原

日本全国に 3,000万人が悩む腰痛2026.07.11

今や国民病とも言われている腰痛。

2022年(令和4年) 厚生労働省が行った
自覚症状の状況を調べる国民生活基礎調査によると
腰痛は男女とも1位という調査報告がされ
生涯に経験する人は80%にのぼり
日本全国に3,000万人いると推計されています。



腰痛を訴えて病院で受診する人のうち
画像検査(レントゲンやMRIなど)をして
腰痛の原因を特定できるのは
全体の約15%と言われています。

これらの中には、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症
圧迫骨折などの変性が生じて起こる問題が該当します。

残りの約85%を占める腰痛は原因が
特定できないとされこれを非特異的腰痛と言います。



・非特異的腰痛(慢性腰痛)がおこる要因

腰痛で悩んでいる方が増加している背景には
長時間の同じ姿勢や重いもの持ち上げる作業による腰への負担
生活習慣、ストレスなど様々な要因が
複雑に絡んでいることが考えられます。

上記のように様々な要因で起こる
非特異的腰痛(慢性腰痛)は背骨の可動が減少することで
神経の機能低下や筋肉への負担を引き起こしがち。



・根本的な原因を見極める

当院では、ご自身が気が付きにくい身体の状態を
様々なカイロプラクティック検査と分析をもとに見つけ出し
脊椎を中心とした関節、筋肉などを調整し
機能を回復しやすいようにアプローチしていきます。

マッサージや整体に行っても
症状が解決されず悩まれている方は、一度ご相談ください。

参考文献
1.仕事に支障をきたす非特異的腰痛の危険因子の検討 
松平浩,町田秀人,内田毅,小西宏昭,三好光太
2.慢性疼痛の一要因—末梢組織の修復過程からの考察— 
池澤 秀起

腰痛に対するカイロプラクティックの有効性2026.07.04

日々臨床を行っていると、
「カイロプラクティックを受けるようになってから
体調がとても良くなった」という
ありがたいお言葉をいただくことが多々あります。

なぜ、カイロプラクティックを受けるようになってから
体調が良くなったのでしょう。
そのメカニズムについてご説明したいと思います。

・神経系に対してアプローチが可能。

カイロプラクティックが他の代替医療に比べ
腰痛に対して優れた効果を発揮できるのは
筋肉や骨格だけではなく神経系に対して
アプローチ行うため、コリや痛みという
結果だけではなく、痛みが起きている
原因に着目できるからです。

いわゆるマッサージなどでは
筋肉を揉むことで凝り固まった筋肉をほぐす

滞っていた老廃物や血液が流れる

痛みやコリ感を和らげる。

確かに、これにより一時的に痛みから
解放されることがありますが、
筋肉が硬くなってしまった原因である
サブラクセーション(関節機能障害)に
アプローチしていないため
マッサージを受けてもすぐ戻ってしまう
という結果に繋がりがち。

腰痛の解決策として重要なことは関節と筋肉
そして神経系の機能を回復させることであり
それを行い初めて結果だけでなく
原因に対してもアプローチ出来たと
言えるのです。

・神経系への働きが腰痛に効果がある理由

私たちには、自らの力で身体の不具合を
調整する「自己治癒力」が備わっており、
この自己治癒力を最大限発揮するためには、
身体のあらゆる動きを調整している
神経系の働きが正しく機能して初めて
最大限に発揮されます。

カイロプラクティックケアでは、
この自己治癒力の向上を目指し
それを阻害しているサブラクセーション
を取り除く根本的な施術を行います。

予防、健康管理など根本的に体調を整えたいと
考えている方はどうぞご相談ください。

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不眠や睡眠障害と背骨の深い関係2026.06.30

「寝ようとしてもなかなか眠れない」
「夜中に何度も目が覚める」
「朝起きても疲れが取れていない」



こうした不眠や睡眠障害のご相談が、当院でも年々増えています。

現代人の5人に1人が、なんらかの睡眠の問題を抱えているとされ、その背景にはストレスや生活習慣の乱れ、自律神経の不調などさまざまな要因が考えられます。

その中でも最近、「背骨のゆがみと神経系への影響」や「自律神経の働きや乱れ」が睡眠に大きく関係していることが、世界中の研究から明らかになってきています。

カイロプラクティックと睡眠の関係

アメリカの著名な学術誌『Journal of Manipulative and Physiological Therapeutics(JMPT)』に掲載された研究では、脊椎の調整を受けた被験者の多くが、睡眠の質や入眠時間に改善を感じたと報告されています。

また、カナダの研究機関によるレビュー(2005年)では、カイロプラクティック治療が睡眠障害や慢性疲労症候群に有益な補助療法となる可能性があるとまとめられています。

さらに、オーストラリア・ロイヤルメルボルン工科大学のカイロプラクティック学部研究チームが行った調査では、カイロプラクティック施術を受けた患者の約60%が「睡眠の質が向上した」と実感しており、世界各国で“睡眠と背骨の健康”への関心が高まっているのが現状です。



睡眠と深く関わる「自律神経」へのアプローチ

人が自然に眠るためには、体がリラックス状態へと切り替わる必要があります。
これは副交感神経の働きによって起こりますが、日常的なストレスや姿勢不良、背骨のゆがみなどにより、交感神経が過剰に優位な状態になっている方が多く見受けられます。

カイロプラクティックでは、背骨や骨盤などの関節を調整することで、脳と体の間の情報伝達がスムーズになり、人間が本来持っている自然治癒力を高め、正常な健康状態へ整えることができます。

実際、米国カイロプラクティック協会(ACA)のレポートによれば、施術を受けた後に「身体が温かくなる」「呼吸が深くなる」「眠くなる」といった反応を示す人が多く、その背景には副交感神経の活性化があるとされています。

不眠を根本から見直すカギは「神経系の最適化」

カイロプラクティックが対象とするのは、単なる“背骨”ではありません。
脊椎の中を通る中枢神経(脳と脊髄)を健全な状態に保つことが施術の目的です。

神経の働きが整うことで、ホルモンバランスや体温調整、睡眠サイクルといった体の内部リズムが安定し、薬に頼らず自然な眠りを取り戻せる体づくりが可能になります。

実際に、慢性的な不眠でお悩みだった方が、

「以前より寝つきが早くなった」
「夜中に起きる回数が減った」

と変化を感じられるケースも珍しくありません。

もちろん個人差はありますが、“眠れない=心の問題”だけではなく、“神経のめぐり”から見直すという視点が、これからの不眠対策には欠かせないと私たちは考えています。



睡眠薬に頼る前に、カイロプラクティックという選択肢を

不眠の改善には、生活習慣の見直しや適度な運動も大切ですが、それだけでは改善しない「隠れた原因」が体の内部にあることも少なくありません。

カイロプラクティックは、そうした“構造と神経の関係”に着目したアプローチです。自然治癒力を高める療法として、世界中で安全かつ支持されている理由もここにあります。

「最近、よく眠れない」
「朝スッキリ起きられない」
そんなお悩みこそ、体が出している大切なサインです。

当院では、不眠や睡眠の質でお悩みの方にも、それぞれの生活に合わせたケアとアドバイスを行っています。

まずはお気軽にご相談ください。

監修 塩原



※参考文献(一部)
Journal of Manipulative and Physiological Therapeutics (JMPT), Volume 28, Issue 3
RMIT University, Chiropractic Sleep Survey, 2004
Canadian Memorial Chiropractic College, 2005 Clinical Review
American Chiropractic Association (ACA) official website