どのくらい通えばよくなりますか?または1回で良くなりますか?
回数に関しては症状や期間によって異なり、個人差があります。
おおよその回数、治療間隔の目安は施術時にお伝えします。
症状がない場合、通わなくても大丈夫ですか?
症状を感じていなくても定期的なケアをお勧めします。
虫歯の治療をした後に定期的に歯石除去や口腔ケア、日常の歯磨きと同じように背骨や関節をより良い状態に保ち、健康維持するためにカイロプラクティックのメンテナンスケアを受けることはとても重要です。
ボキボキしますか?
カイロプラクティックの目的は脊椎や関節、筋肉などの神経系の働きを正常にすることです。
背骨をボキボキすることを第一の目的とはしていません。
カイロプラクティックには様々な施術方法があり、身体の状態に合わせてテクニックを選んでいます。
予約に関して
お電話とインターネットでの受付を行っております。
お電話の場合の受付時間は朝9時~夜19時まで(日、火は夜17時まで)になります。
インターネット予約に関しては24時間受付可能です。
健康保険は使えますか?
カイロプラクティックは保険診療の対象外です。
どのような服装で行けばいいですか?
着替えの用意があります。普段の服装でご来院いただいて大丈夫です。
ご持参いただく場合は、Tシャツ、ジャージ、スエットなど動きやすい服装をお願いいたします。
12月は寒さが本格化し、年末の忙しさが重なることで、身体に負担がかかりやすい時期です。この季節は特にぎっくり腰(急性腰痛)の発症に注意が必要。重たい荷物を持ち上げる動作や身体を捻ったりする動作、さらにはくしゃみと言った、日常の何気ない動作が引き金となり発症する場合があります。
ぎっくり腰の正確なメカニズムに関しては未解明ではありますが、筋肉や関節、靭帯などの様々な問題が影響していると考えられています。
◎ ぎっくり腰を起こしやすい要因
・長時間のデスクワークや立ち仕事
・運動不足
・疲労の蓄積やストレス
・生活習慣の乱れなどが要因で発症しやすいです。
ぎっくり腰は通常1〜3週間で痛みが軽減しますが、根本的な原因が解消されていない場合、再発のリスクが生じます。
また、定期的にぎっくり腰を繰り返している場合、慢性腰痛へ移行する可能性もあります。
◎ ぎっくり腰の時に感じる症状
・靴下を履くのが困難になる
・寝返りやくしゃみの際に激しい痛みが走る
・ズキズキ、チクチクと刺すような痛み
・腰から臀部、下肢にかけて広がる痛みなど。
これらの症状は、筋肉や靭帯の炎症、椎間板の損傷などが原因で起こりやすいです。
◎ カイロプラクティックによる急性腰痛のケア
カイロプラクティックでは、脊柱や骨盤を中心に全身のバランスを多角的な検査方法で評価・分析し、ぎっくり腰の根本原因を改善することを目指します。
急性期(発症から0〜1週間)では、痛みや炎症が強い状態が多いため、個人差はありますが、集中的なケアが効果的です。(この期間の施術は、週に1~2回を目安)
急性期が落ち着くと、身体の機能を回復させる回復期(1〜3週間)に移行し、筋肉や関節のバランスを整え、正常な動きを取り戻していけるよう施術を行います。
症状が改善し、日常生活を問題なく過ごせるようになった後は、再発防止健康維持を目的としたケアに移行します。この段階では、全身のバランスを整えながら、自宅でできる指導や生活習慣の改善を提案します。
◎ 日常生活での予防ポイント
・同じ姿勢を避ける意識する
長時間座り続ける場合は、20~30分に1回立ち上がり、軽い身体を動かす習慣を取り入れましょう。
・軽い運動を取り入れる
軽いストレッチや体操を日常に取り入れ、背骨や関節を動かしましょう。
・無理な動作を控える
大掃除や重い荷物の運搬は無理をせず、休憩を挟みながら少しずつ行うようにする。
◎ 冬のぎっくり腰を防ぐために
12月は寒さが本格化し、年末の忙しさにより腰に大きな負担がかかりやすい時期です。
しかし、日常生活の中で少し意識を変えるだけで、ぎっくり腰を予防することも可能です。
長時間の同じ姿勢を避け、こまめに身体を動かす習慣を取り入れること、軽いストレッチを行い背骨や関節を動かしたり、無理な動作を控えて腰に負担をかけすぎない工夫をすることがポイントです。
また、ぎっくり腰は症状が改善した後も再発しやすい傾向があります。 カイロプラクティックを定期的に受けることで、痛みの軽減だけでなく、身体全体のバランスを整え、根本的な原因を改善することが期待できます。
定期的なケアと生活習慣の見直しで、ぎっくり腰を防ぎ、健康な状態で冬を過ごしましょう。
監修 塩原
院長 作田 臨時休診のお知らせ
12月1日(日) 午後休診
12月7日(土) 休診
12月8日(日) 休診
カイロプラクティックセミナー出席のため休診いたします。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。
さくカイロプラクティック
http://sakuchiro.com
スパインピラティス
http://spinepilates.life
最近、首や肩のこりが強く感じられることはありませんか?
頭の重さは体重の約1/10と言われており、首が前に傾くほど頚椎にかかる負荷が増加します。
例えば、首が15度傾くと約12kg、30度で約18kg、60度では約27kgの負荷がかかるとされています。
そのため、パソコンやスマホを長時間使用してうつむいた姿勢を続けると、
頭の重さを支えきれず、首や肩に大きな負荷がかかり、「首、肩こり」を強く感じる原因に繋がります。
さらに、身体全体を見てみると、頭や首、肩の位置が前に出ることで背中が丸くなり、脊椎や骨盤が後傾し猫背の傾向が強まります。
その結果、肩や背中周辺の筋肉が常に緊張し、「首、肩こり」が引き起こされる二次的な要因も考えられます。
首や肩周辺だけをセルフケア(揉んだり、ストレッチなど)しても、すぐに症状が再発する場合は、カイロプラクティック・ケアをご利用ください。
当院ではカイロプラクティックの検査方法を用いて問題の部分を見つけ出し、脊椎を中心とした筋肉や関節の問題、神経系の働きを整える根本的な施術を行います。
【症状が起きている部位=原因なのか?】
多くの方は腰痛、肩こりなどを感じた時、辛い場所や症状を感じる部位を揉んだり、ストレッチなどするのではないでしょうか。
そうすると一時的に辛い部分が楽になり、時間が経つと辛さを感じるということを繰り返していませんか。
肩こり、腰痛、背部痛、股関節や膝の痛みなど筋骨格系の症状、睡眠障害や慢性疲労、病院で異常なしと言われてしまう不定愁訴など自律神経系の不調を例えるならば、海上に見えている部分が全体の一部に過ぎない「氷山の一角」と類似します。
氷山の一角である海面に見える部分は、腰痛や肩こり、自律神経系の不調など身体に感じる自覚症状の1割程度であり、海面の下で目に見えない部分に残り9割の問題が原因として隠れています。
構造的なアライメント、神経系の機能障害、日常の姿勢、生活習慣、既往歴など、痛みや不調を感じる部位とは違うことが本当の原因である可能性が高いです。
これが、痛みや不調など症状が起きている場所にアプローチしても改善せず慢性化している理由です。
症状は単なる結果に過ぎず、そこに原因があるとは限りません。
【原因を正しく追及するために】
ご自身で症状の原因を見つけることは不可能ではありませんが、とても困難なことでると言えます。
例えば腰痛の場合、お一人おひとり生活環境や既往歴、骨格構造や神経系への影響は違うため、これとこれをすれば良くなるというプロトコルはありません。
正しく原因を見つけ出すためにカイロプラクティック、ピラティスへ来られた際は、どうぞ不具合を感じている部位や痛みの強さだけではなく、生活環境や既往歴などもお伝えください。
細やかな情報が原因を見つけ出すきっかけとなります。
どうぞお気軽にご相談ください。
腰痛は多くの人が悩む症状であり、生活習慣病の一つとも言われ、
2022年(令和4年)に厚生労働が行った「国民生活基礎調査」によると、
男女とも「腰痛」が現症状の1位であるという結果が報告されています。
近年では、長時間のデスクワーク、
パソコンやスマホの操作で前かがみになる不良姿勢、運動量の低下により腰痛も悪化傾向にあります。
座っている時は気付きにくい感覚かもしれないですが、実は立っている時よりも腰や背骨、骨盤には大きな負荷がかかっています。
腰への負荷が立位時に1とするならば、
座位の姿勢では立位の1.4倍もの負荷が腰にかかります。
更に座った状態で前傾するとその負荷は約2倍にまで増えます。
その状態が長時間続けば腰への負荷は増加し、
腰痛などの症状を招く要因へと繋がります。
背骨への負荷をかかりにくくする座り方
・椅子に深く腰をかけ、あごを引き背筋を伸ばす
・骨盤を立て背筋をまっすぐ伸ばす
・膝と股関節の高さが平行になるようにする
・足裏は全体を床にぴったりくっつける
ただし、上記でご説明した姿勢をキープしても、
腰にかかる負荷を減らすことはできますが、
負荷のかかる姿勢を全くとらないということは出来ません。
デスクワーク時に気をつけるポイント
そこで意識していただきたいのが、
どんな姿勢(座位、立位、中腰)でも
長時間、同一姿勢でいることを出来るだけ避ける
ということです。
目安としては30~40分に一回は、
その場の姿勢を変えることで、負荷を減らすことができます。
席を外して20秒ほど背伸びをしてみたり、
デスクの回りを1分ほど歩くなどを取り入れるのもお勧めです。
それでも不調が軽減しにくい場合はお気軽にご相談ください。
脊柱を介して神経系・筋骨格系の状態を整えることによって良い姿勢を保ちやすい身体を作る手助けができます。
参考文献
1.2022(令和4年)厚生労働省 国民生活基礎調査の概況
2.職場における腰痛予防対策指針及び解説(厚生労働省)
監修 塩原