症例報告
左腕の重だるさ、しびれ感 40代(女性)
◎来院者様の体調
2年前に交通事故で頸部を痛めてから、左腕のしびれ感が出るようになり、
3週間前からしびれ感がより一層強くなってきたため来院される。
普段は専業主婦をされているが、料理を作る際にフライパンが握れないなど、
日常生活にも支障が出始めている。
◎検査および施術
筋力検査を行うと、左腕の筋肉が全体的に弱化傾向あり。
特に、左指の筋肉に関しては、力がほとんど入らない状態であった。
触診にて頸部の可動性を確認すると、頸部にサブラクセーションを確認。
また、上部胸椎にも可動性の減少が見られた。
検査結果を踏まえ、腕のしびれ感の原因として考えられる頸椎に対する調整と、
頸部に負担を掛けやすくなっていると考えられる上部胸椎の可動性の
向上に対して、アプローチを行った。
◎説明・アドバイス
1回目の施術後に症状の緩和が見られたので、間隔を詰めての来院を勧めた。
3回目の施術後にはしびれ感は消失し、筋力も正常に回復が見られた。
現在では、フライパンを握れないなど日常生活で困る事もなくなり、
月に1回のメンテナンスでご来院いただいています。