◎問診
5、6年ほど前から首の硬さを感じ、
背中の肩甲骨周辺にも痛みを感じる。
腰はぎっくり腰に近い痛みがあり、
時々右側の手足が痺れることがある。
◎初診時の症状
・右仙腸関節、腰椎1番、2番
サブラクセーション。
・胸椎1番、頚椎4番、5番、7番
サブラクセーション。
◎施術
動作検査は首左回旋にて首全体の痛み、ハリ。
腰右回旋にて痛み、前後屈では痛みなし。
PMM(プレマニュピィレーティブメソッド)
頚椎から胸椎周辺の
筋肉の萎縮を取り除くと同時に
腰部の筋肉の萎縮も取り除く。
サブラクセーション(椎体関節機能障害)を
取り除くアジャストメントを行い、
施術後の検査では動作の痛みが軽減した。
間隔を詰めた施術をお勧めし、
5回目の施術後には右手の痺れ、
腰の痛みもほぼなくなりました。
その後、首・肩の痛みも軽減し、
来院間隔を1週間に一度、
2週間に一度と徐々にあけ
全体のバランスを調整し、
今は通常通りの生活をされています。
◎説明・アドバイス
デスクワークの多い患者さまには、
疲労とともに筋肉の萎縮が強くなるため、
ご自宅のストレッチと職場では30分に一度、
デスクから立ち上がり歩いてもらうように
おすすめしました。
また、寝違えのようなときは温めるのではなく、
冷やすようにすることも同時に説明しました。
現在は強い痛みはなく、
楽に生活ができているそうです。