◎来院者様の体調
1年半前から左肩から左腕、左手の先までしびれがある状態が続いている。
病院で検査も受け、痛み止めと血流を良くする薬を処方されているが、
変化をあまり感じられないため来院されました。
◎初診時の症状
・頸椎5番~7番のズレ(サブラクセーション)による神経圧迫
・腰椎1番、2番のズレ(サブラクセーション)
◎施術
動作検査は首の後屈にて左側に強い痛みがあり、左回旋が可動域減少していました。
背部の筋肉もより左側が萎縮していたため、マニュピレーションでは左側に重点を置いて
しびれの感覚の変化を伺いながら全体を緩めました。
頸椎のサブラクセーションが強いため、緩やかにサブラクセーションを取り除くモビリゼーションにて
アジャストを行いました。
また併せて頸椎の牽引を行ったところ、施術前より首の動作が軽くなり
後屈の痛みも減少したと仰られました。
2回目以降の施術にはサブラクセーションを瞬間的に取り除くスラストもアジャストメントに取り入れました。
◎説明、アドバイス
痛みとしびれが強いため、どのくらいの期間でしびれや痛みが戻り始めたかを確認しながら生活して頂き、
次回の施術ではその変化を踏まえ施術を行っていくことをご説明しました。
5回目の施術のときには、少し左腕にしびれが残るものの、だいぶ楽に生活をできてると仰られました。