慢性的な肩こりと背中の痛み。 40代 女性
◎ 問診
20代の頃から肩こりはあり。
日によって肩こりの強い日と弱い日があったが
2週間前から背中に重苦しい痛みを感じ始め
デスクワーク中に辛い。
通勤時や動いているときは痛みを忘れるとのこと。
◎ 視診、動作検査、触診
首の左右回旋にて左側回すと背中へ痛み。
左腕の挙上にて僧帽筋、小円筋の緊張を感じる。
頸椎5番6番、胸椎2番3番サブラクセーション(神経伝達を阻害する椎体の不整列)
◎施術
頚部から脊柱起立筋を中心に過緊張筋膜を緩和操作し
サブラクセーションを起こしている椎体へ
アジャストメント(不整列部分の調整)を行いました。
関節可動制限を起こしている部分へは
関節モビリゼーションを行い、過緊張部の緩和。
施術後の検査は身体が軽く感じるほど動作制限が減り
頚椎の可動範囲が増えました。
施術間隔は、できるだけ戻らないようにするため翌日、3日後
7日後、13日後と施術をしました。
4回目の施術後、日常生活の倦怠感はかなり改善されたそうです。
全体のバランスを調整しつつ、今では以前のような
全身の硬さやコリを感じずに生活ができるそうです。
◎ 説明、生活改善のアドバイス
パソコンを1日中使用し、デスクから立ち上がることも少ないと毎日の
生活改善として、40分以上座る時は一度立ち上がるようにお勧めました。
トイレや休憩室など1分ほど歩くと腰、肩、背中の硬くなった筋肉が
弛みやすくなります。
お風呂上がりのストレッチを3種類、お伝えしました。