今回の症例報告では、病院で検査しても
原因が分からない「非特異性腰痛」の方が
カイロプラクティックケアを受けたことで、
腰痛が改善した一例をご紹介します。
数年前から腰痛に悩み、レントゲンや
MRIによる検査行うも原因が分からないまま。
痛み止めと湿布による保存療法を続けるも
改善が見られないため当院へ来院。
初めに問診を行い一日の生活を確認すると、
仕事はデスクワーク中心で、体を動かすのは
家と職場の移動のみ。
最近では腰の痛みの影響もあり夜しっかりと
睡眠がとれていない日も多い状態でした。
次に神経学・整形学検査など
カイロプラクティックケアに必要な検査を
行った上で、背骨を中心に身体の状態を
確認していくと、特に気になる点として
背骨全体の可動性の悪さとそれに
伴っておこる不良姿勢でした。
というのも長時間のデスクワーク姿勢が
続くと背骨の可動性が低下するのと同時に
背骨の中にある脊髄神経が圧迫され、
神経機能が上手に働かない状態になります。
この方の場合は神経機能の低下が原因で
慢性的な腰痛となり、痛みで眠れない
または寝ても疲れが取れないという
悪循環まで起こっていたのです。
3d rendered illustration of the male nerve system